「食まわり」の仕事で自分は一体何に興味があるのだろうか・・・。
改めて考えてみた時に「レシピ本を眺めるのが好き」なことに気づきました。
宇宙って面白いように、興味があることを届けてくれるんですよね。
たまたま手にしたカルチャーセンターのパンフレットに
「フードフォト講座」があるではないですか!
どんな方が先生なのかも知らないまま申し込みました(また? 笑)。
長嶺輝明先生。
後で知りましたが、当時フードフォトを一眼レフで撮影する第一人者!でした。
それまでは食べ物の写真は8✖️10(エイトバイテン・大型カメラ)で角からすみまで
ピントが合った写真が主流でした(フードコーディネータースクール時代に
大型カメラで撮影する第一人者と言われる先生のスタジオ見学をしたことがあります)
今では当たり前ですが当時は食べ物の背景をぼかして撮るのは革命的だったのです。
フードフォト講座では「自然光」で、できれば自分で作ったお菓子などを
一眼レフカメラで撮影する、というものでした。
初めての一眼レフカメラ。
最初に見せた写真は、被写体のお菓子が画面から
はみ出していました(下手すぎだと思うのですが・・・)。
「楽しさは伝わってくる」と言う評価が嬉しく(実際、楽しかった♪)
週末の金曜日に徹夜をして複数のケーキを焼き、土曜日に撮影するといった
ルーティンで課題をやっていました。
自分の世界観を表現する面白さに取り憑かれていた頃。
食べきれないケーキは会社の同期におすそわけしていました。