まさか、デトロイトまで行ってライブを見るとは・・・
たまたま聞いていたラジオで「ロックバンドのバラード」を特集をしていました。
「DAMN YANKEES」というバンドで「Come Again」と「High Enough」という曲が
流れた時にLIVEで聴きたい!と思い、すぐ調べました。
すると、残念なことに1ヶ月ほど前にジャパンツアーは終わっていたのです。
個々に活動している4人が集まったバンドだったので
もう無理だろうな・・・と諦めていました。
まさかのアメリカで
時は流れ・・・
それから2年後、シカゴ近郊に留学することになった私。
留学生の世話をする担当者が「DAMN YANKEES」のメンバーと
同じ出身地(デトロイト)と知りました。
そして彼女に「Ted Nugentを知ってる?と何気なく聞いたところ
名前は知っている」とのこと。
その数日後、彼女が「Tedのライブがあるよ」とチケットの売り場まで教えてくれたのです。
しかし、ライブの日にちは大晦日で、場所はデトロイト(笑)。
開始時間は夜の9時から(だった記憶が・・・)。
さすがに少し躊躇しました。
でもせっかくアメリカにいるので、できる体験はしてみようと思い
シカゴでチケットを買いました。
いざ、デトロイトへ
当時はインターネット黎明期。ネットで予約ができる時代ではなく
ガイドブックは「地球の歩き方」ぐらいしかなかった記憶があります。
選んだホテルはなぜか会場から50キロくらい離れた場所にありました(笑)
多分コボホール(ライブ会場)近辺にあるホテルの情報が
地球の歩き方には載っていなかったか、料金が高過ぎたか。
(今思えばタクシー代を考えたら、近くの方がよかったと思います)
ホテルでタクシーを呼んでもらい、いざ会場に着くと
意外にも家族づれも多くいました。
私はスタンディング席を選んだので周りはイカついお兄さんたちばかり。
スタッズ(鉄の尖った飾り)のついた革ジャンや、ベストを着て
バイクのハーレーにでも乗っていそうな雰囲気です。
せっかくなので前の方まで行こうと思いましたが、年越しをすることや
ペンライトの代わりのようにライターを使っている周りの人を見た時に
万が一火事にでもなった時に前の方に行かない方が賢明かと。
(何かの本で海外では年越しの時に知らない人とでも
ハグやキスをするという記事を読んだのを思い出したからです)
結果的に、何の心配もいりませんでした・・・笑
そして、DAMN YANKEESの曲が聴けるとは夢にも思っていなかったのですが
バンドのメンバーが揃って、聴きたかったヒット曲を数曲演奏してくれました!!!
ということで、LIVEで聴きたいという想いは2年越しで叶いました。
<今回のまとめ>
・望みは思わぬ形で叶うことがある
・やりたいことはやりたいと思っていいし、やっていい
・望みを口にしていると誰かが糸口を与えてくれることがある
・直感に従い、行動する
・案ずるより産むが易し