社会人になった頃のこと。
朝出かけようとするとなんとなく目に留まる時間が長く感じるモノがあったりします。
なんとなく気になったり、とか。
例えば、折り畳み傘。
一瞬目に留まったような気がするような・・・(でも、天気予報では降水確率0%と言っていたし)
ということで、思考で打ち消して傘を持たずに出かけると、びっくりすることに雨になり
こういうことだったのか!と気付かされることが頻繁に起こるようになりました。
そのうち慣れてきて気になったものを持っていくのですが、使わないことがあったり。
そして、直感をうっかり思考で打ち消して、後悔したり・・・
といったことを何度も繰り返して、「直感は宇宙からのメッセージなのだ」と
体験として理解するようになりました。
「吉田松陰」というメッセージ?
今から数年前・・・
昼休みに突然「吉田松陰」という言葉が浮かびました。
(吉田松陰?って松下村塾の人だよね・・・? 塾みたいなことをやるようにってこと?)
と思ったことがありました。
意味はわかりませんが、メッセージだということは分かったので
そのうちわかるだろう、と一旦受け取りました。
その日の帰り道、本屋に寄りました。
探していた本が見つからなかったので、ありそうな棚をはじから端まで
ずーっと探しました。それでも見つからず、しつこく他の棚を見たその瞬間のこと。
平置きになっている「吉田松陰」の本の数たるや・・・。
私は本屋には頻繁に行っている自負があるのですが、それまで
吉田松陰の本のコーナーがあったりしたのを見たことはありませんでした。
(どうやらブームらしい・・・)
その数日後に吉田松陰の妹が主役の大河ドラマが始まることを知りました。
当時ブームだった吉田松陰の本を読んでも「メッセージ」の意味はわからずじまい。
気長に待つことにしました。
翌年に放送が始まった「花燃ゆ」という大河ドラマは見ていました。
ある時、吉田松陰が妹の文にこう問いかけます。
「のう。文、お前は、どう生きる?
自分の人生を、自分の命を、何のために使う?
兄はいつもそのことを考えておる」
このセリフを聞いた瞬間「これだ!」とわかりました。
どうしてこのセリフがメッセージなのかの説明はうまくできないのですが(苦笑)
(わかった!)という感覚が強烈に沸き起こったのです。
これを読まれている方はだから何?と思われていると想像するのですが・・・汗。
直感を信じることと、それを信じ行動することで新しい世界が広がることを
教えてくれました。
他の人に意味が伝わるかは問題ではなく、自分が受け取れるか
どうか、というお試しのような気はしています。
どうせなら、小学校時代は忘れ物が多い子どもだったので
その頃から直感が働いていれば・・・と思うのでした(笑)
教訓:直感を信じるにはトライアンドエラーは当たり前。
受け取り、信じて行動することで新しい世界が広がる。