My Life Story 第1章

自分は何者か

「女の子らしさの強要」

子供の頃から「なぜ・どうして?」と聞かずにいられない、知りたがり屋な子どもでした。
 
母に「自分で調べなさい」と言われ、私の人生の先生は「本」でした。
 
私が知りたい答えは周りの誰も知らない、そんな思いがあったのです。
 
また、物心ついた時から何かするたびに「女の子らしくしなさい」と言われることが多く
 
(女の子は嫌だ)と思いながら育ちました。
 
母は女の子は「ピンクや、赤系の色を着るもの」という価値観をもっており
 
それに反するように私が好きな色は「青系」ばかり。
 
当然、買い物をする時は揉めます。
 
お互いに譲らないので最終的に父が「両方買いなさい」という始末でした。
 

「今度生まれてくるときは絶対男の子に」

 
祖父母の家の庭にある柿の木に登ってもぎるのは私。
 
帰宅するなりランドセルを放り投げて遊びに行き、ザリガニを取ったり
 
神社の裏山で秘密基地を作ったりと基本的に外で遊んでいました。
 
見かけは女の子ですが、行動は男の子そのもの。
 
それとは真逆で弟は見かけが女の子のようで「男と女を間違えて生まれてきちゃったね」と
 
母によく言われていました。
 
自分でも「今度生まれてくる時は絶対に男の子に生まれてくる!」と
 
ものごころついた頃には決意していた覚えがあります。
 

友達の死

小学校1年生の時だったと思います。
 
ある日の放課後、近所に住んでいたAちゃんと遊んでいました。
 
夕方5時にさよならしたのがまさか本当にお別れになってしまうとは・・・。
 
あとで母から聞いた話によると、私と別れた15分後くらいに交通事故にあったそうです。
 
現場が通学路だったので小学校を卒業するまで毎日のようにそこを通るので
 
その度になぜ死んでしまったのか、自分がもう少し一緒にいたら事故に
 
あわなくてもすんだのではないか、などと子どもごころに思っていました。
 

「強さだけでは誰もついてこないよ」

女の子は色々言われて嫌だと思っていたので、小学校5年生まで自分のことを
 
「ぼく」とか「オレ」と言っていました(笑)
 
担任の先生に『このクラスには女の子なのに自分のことを
 
「ぼくとかオレ」という子がいる。』
 
(それって私のことじゃない!)
 
遠回しに指摘されたので
 
それからあえて少し自分とは距離があるように感じられる
 
「わたし」と言うようにしました。
 
いつも思ったことを周りを気にせず発言していたのですが、
 
ある時同じ先生に「強さだけでは誰も人はついてこないよ」と言われたことが
 
心にずっと残っています。
 
たぶん学級委員とか、リーダー的な役割をすることが多かったこと
 
周りに対する配慮が足りないと先生が思うような出来事があったのかもしれません。
 

もくじ

  1. 好きなファッションを選んで進学
 
 

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